今回は性同一性障害の人で戸籍を変更したい人向けの情報を紹介します
目次
SRSして戸籍変更まで考えている場合
タイ or 国内 のどちらで手術をするのかによって
またはご自身の性別違和への自信の強さによって
GID診断〜戸籍変更までの流れが違います
タイで手術を受ける場合
GIDの診断を受ける
- 国内のガイドラインに沿った治療や診断をする必要はありません。
- 性別違和に自信があるのであれば1日で取れる診断書でも構いません。
※タイでSRSをする場合、国内で発行した英文の診断書が必要です。
性同一性障害(GID)の診断書をとる方法~治療をはじめたくなったら~
ホルモン治療を始める
- ホルモン治療はGIDがするべき治療です。安易にやると生殖機能を失うなど取り返しがつかないのでやめましょう。
- ホルモン注射は診断書があれば対応している病院で受けられます。
- 個人輸入のホルモン剤での治療は自己責任です。多く摂取しても過剰摂取となり、お金が減り内臓が弱るだけなのでやめましょう。
いざ自認の性で生きるとなった時悩みの種となるのは他者の目やパス度
服装についてはこちらを参考に
量産系になってパス度を上げよう~服装編~トランスジェンダー向けのお買い物情報
名前の変更
- 通称名として半年くらいは使用実績が必要です
- 保険証、社員証、学生証、公共料金の紙、手紙、診察券、美容院などのカード、銀行通帳、クレジットカード…などがいいです。
- 通販は使用実績としては無力です。GID診断書があれば、診断書+半年間の使用実績+名の変更申立書を
裁判所へ提出することで変更しやすいです。
詳細はこちら
SRSについて
- タイでSRSをする場合、国内で発行した英文の診断書が必要です。
- ガモンでアテンドなしで受ける場合はガモン病院のメールアドレスへ
直接メールすることで実際の話を進めることができます。
※アテンド会社を経由する場合はアテンド会社へ連絡
ガモンホスピタルでのSRS情報はこちら
【体験談】ガモンホスピタルでのSRSガイド〜準備からその後までを網羅〜
戸籍の変更
- 診断書を出してもらった病院等に相談して戸籍変更用の診断書をもらう
- 泌尿器科や産婦人科の医師に外性器診断をしてもらう。
- 戸籍書類:戸籍謄本(全部履歴証明)や改製原戸籍謄本や除籍謄本を取得
- 戸籍変更用の診断書+外性器診断書+性別取扱の変更申立書+戸籍書類を裁判所へ提出する
裁判所に提出後、連絡を待つ
呼び出され面談し、許可がおりれば変更
裁判所で許可がおりたらそのまま性別変更の手続きに進みます
少しでも迷いのある人はよく考えること必須
戸籍変更後
戸籍の変更が済んだらいろいろな書類や登録の戸籍を変更する作業が待っています
保険証は免許証などには自認の性が表示されます
これで終了!
と、ならず
これからが自認の希望した性での人生のスタートです!
ここまで十分がんばっただけど
生きていくためには社会復帰、埋没するのかなど
完全に自分らしく生きるにはもうひとがんばり必要な場合も
ここまでこれた人ならきっと大丈夫なはず