セクシュアリティーのカテゴライズについて
最近よく聞く性についての言葉についてまとめてみます
セクシュアリティーとは性に関すること
- 性的特質のこと
- 体の性別、心の性別、性指向、性自認など
- 性的なことに関すること
セクシュアリティーとは
自分の性別やどんな人を好きになるかのことです
セクシャル(セクシュアル)ハラスメントの略
性的な嫌がらせのこと
- セクシャル(セクシュアル)マイノリティーっていう言葉は性的少数者のこと
- セクシャル(セクシュアル)マイノリティーを中心に性についてのカテゴライズはたくさんある
カテゴライズしてわかりやすく?
カテゴライズとは
- 分類して名前をつけること
- カテゴリーに入れること
少し難しく感じるけどわからなくても大丈夫です
なぜカテゴライズするのか?
メリット?
- 分類して言葉をつけることでわかりやすくなる
- 相手を分類してしまえば、対応を考えることができる
- パターン化できるため、対策ができやすい
- 属するカテゴリーを知ることで安心できる
- 仲間意識を持てる場合がある
デメリット?
- 相手という"個"を見ることができなくなる
- カテゴリーにこだわると大事なことが見えなくなることがある
- カテゴリーに引っ張られた対立関係が生まれることがある
- カテゴリーに当てはまらない状態を不安に思う人がいる
なんでもカテゴライズしたがる人も・・・確かにわかりやすくなっておもしろかったり、便利に感じることもあるます
- いろいろな場面でカテゴライズが行われている
- 物事を理解するために細かくカテゴライズすることが有効な場合がある
- 人間はカテゴライズするのが好きなのかも
性自認と性指向など様々な観点からカテゴライズが行われている!
LGBTで有名なカテゴリー
- レズビアン
- ゲイ
- バイセクシュアル
- トランスジェンダー
他にも
- クエスチョニング
- アセクシャル
- エーセクシャル
- ノンセクシャル
- Xジェンダー
- ノンバイナリー
- シスジェンダー
- ヘテロセクシュアル
- ジェンダーキュア
- ポリアモリー
- モノアモリー
- クォイセクシュアル
- クォイロマンティック
- デミセクシュアル
- デミロマンティック
多い!って感じたかと思います
実はこれよりももっとたくさんあるようです
中には当事者以外はわからないものもあったりすべてを理解するのは難しいと思います
いろいろな人がいることを知っていけば身近な人が当事者だとわかったとき、また自分が当事者だと気が付いたときに冷静に受け止めることができます
セクシャル(セクシュアル)マイノリティーとセクシャル(セクシュアル)マジョリティー
セクシャル(セクシュアル)マイノリティーというとLGBTとかなんとなーく思い浮かぶ人が増えてきたような気がします
芸能人にもカミングアウトする人が増えてきました
ここで気になるのは「マジョリティ(多数者)って誰のこと?」
セクシャル(セクシュアル)マジョリティーはどのカテゴリー?
- 性自認が生まれたときの性別、体の性と心の性が一致している
- →シスジェンダー(Cisgender)
- 好きになる相手が異性
- →ヘテロセクシャル(Heterosexual)
- 人を好きになったり、性的な魅力を感じる
- →アルロセクシャル(Allosexual)
- 一人の相手とだけ恋愛をする
- →モノアモリー(Monoamory)
- 一人の相手とだけ結婚をする
- →モノガミー(Monogamy)
生まれた性別に違和感なく、その性別としてふるまい、異性を好きになり、異性に対して性的魅力を感じ、一時期に一人とだけ恋愛関係となり、一時期に一人と結婚し家庭を築く
そして、人によっては子どもに恵まれる
LGBTと並べて言うならば、シスヘテロ(CとH)の人がマジョリティー
あくまで一例ですが、勝手にマジョリティーへのカテゴライズをまとめてみると、だいたいこんな感じになります
勝手にカテゴライズしましたがここから疑問点がたくさん出てきたので別記事にまとめました
カテゴライズに縛られない!
カテゴライズにはメリットもあればデメリットもあります
自分のことを知りたい、何者なのかはっきりした言葉が欲しい
自己同一性に揺らぎがある人やカテゴライズして安心できる人にはおすすめ
他人のことを安易にカテゴライズするのは控えましょう
- 差別になることがある
- 決めつけるとよくないことがある
- 個人個人の特徴や性格を大切にする
一度カテゴライズしたからと言ってそれに縛られる必要はない
性自認や性指向は変化することがある性はグラデーション的な特徴をもち、はっきりと区別できないことがある
セクシャリティーを完全にカテゴライズしきるのは難しい!
カテゴライズにふりまわされず、道具として使いこなしましょう
カテゴライズによってアイデンティティが定まる場合はOK
逆に、カテゴライズによって苦しむ場合は、無視していいと思います