【ドイツ語】Müllerin~美しき水車小屋の娘の翻訳について~
ドイツ語の単語を調べていて引っかかったのでメモに残します
美しき水車小屋の娘について
詩人「ヴィルヘルム・ミュラー」と作曲家「フランツ・シューベルト」による歌曲集
「美しき水車小屋の娘」の原題が「Die schöne Müllerin」と知ったところで気になってしまいました
「Die」は定冠詞
「schöne 」は美しい
ここまでは知っていたのですが、ここで気になりました
「水車小屋の娘」が「Müllerin」と一語で表現されている?そんな単語あるの?
Müllerinの意味を調べてみた
「Müllerin」を検索すると
「美しき水車小屋の娘」ばかり検索結果に表示されてしまいました
そこで画像検索すると
なんと今度はお魚の料理の写真ばかり・・・
水車小屋の娘はどこに・・・
「Müllerin」の訳を確認すると「小麦粉、スパイス、植物油または飼料の生産を担当する職人。粉ひき職人。」
ここで先ほどのお魚の料理は「魚のムニエル」のことだ!
「Forelle Müllerin」マスのムニエルのことのようです。小麦粉をまぶしてこんがりと。おいしそうですね。
Die schöne Müllerinの翻訳について
結論から言うと
「Müllerin」→「水車小屋の娘」とはなっていません
歌曲集の内容からつけられています
音楽に無知なことがばれてしまう・・・
「主人公である粉ひき職人が水車小屋の娘に恋をする」という物語のため「美しき水車小屋の娘」という翻訳になったようです
意訳ではなく邦題ってことなんですね
まとめ
言語学習は楽しいですが一つ気になるところがあると沼のように時間が吸い取られてしまうのが悩みどころです
これで一つ賢くなった?